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「灯台下(もと)暗し」の「灯台」とは? ~海を照らす灯台ではありません~

悠一さん:今、僕は落ち込んでいるんです。ちょっとかわいいな~と思っていた部活の後輩が、なんと、しょっちゅう一緒に遊んでいる僕の友だちと付き合っていたんですよ!まさかあの二人が、付き合っていたなんて……。

漢検博士:まさに「灯台下暗し」だね。自分の身近なことほど、案外気づかないという意味のことわざだよ。

悠一さん:その通りですね。灯台は、遠くを行く船のためにはるかかなたばかりを照らして、自分の足元が真っ暗闇なことにも気づかないで……。

漢検博士:ちょっと待った!多くの人が間違えがちなんだが、この場合の「灯台」は海の灯台ではなく、昔の燭台のことなんだ。時代劇なんかで見たことはないかな?高い台の上に置いた皿の中に油が入っていて、そこに浸かっている灯心に火がともっているという場面。これを「灯台」といい、部屋全体を照らすけれども、灯台の真下は皿の陰になって暗かったことから「灯台下暗し」ということわざが生まれたんだ。今となってはこの灯台よりも海の灯台のほうがよく見かけるので、勘違いしている人は多いみたいだね。でも、海の灯台はもともと遠くを照らすのが目的だから、自分の身近なところが暗いということを嘆く必要はないよね。どちらの灯台を思い浮かべても漢字は同じなんだが、意味を正しく知るためにも、こういう点をおろそかにしてはいけないよ。

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