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「足がはやい」は、走る速さのことじゃない? ~足にまつわる慣用句~

沙織さん:今、クラスに交換留学生の子が来ているんです。日本語を一生懸命覚えようとしているんですが、慣用句が難しいみたいなんです。たとえば、「足がはやい」と言うと、普通は速く走れることを意味しますが、「腐りやすい」という意味もあるじゃないですか。それがややこしいらしいんです。

漢検博士:確かに、ことわざはことわざとしてしか意味が通らない特別な言い回しが多いけど、慣用句は一般的な名詞と一般的な動詞がひとつになることで特殊な意味をもつ言い回しだから、ややこしいんだろうな。

沙織さん:そうなんです。ついでに調べたら、足にまつわる慣用句って、「足が出る」「足が重い」「足を洗う」「足を使う」「足もとを見る」など、そのままでも通用しそうな言い回しが多いんですよね!

漢検博士:慣用句は文脈で判断するしかないから、例文を参考に、意味をしっかりつかんでおこうね!

  • 足が早い
    食べ物などが腐りやすいこと、商品の売れ行きがよいこと「鯖は足が早いので鮮度管理が大切だ」「新商品の足が早くて入荷が追いつかない」
  • 足が出る
    予算または収入より出費が多くなり、赤字になること「今回の旅行はおみやげを買いすぎて足が出た」
  • 足が重い
    足がだるいこと、気が進まないこと「一日中歩き回って足が重い」「宿題をしてないから学校に向かう足が重い」
  • 足を洗う
    悪い仲間や好ましくない生活から離れること。現在の職をやめる意でも使う。「昼夜逆転の生活から足を洗う」「ファッション業界から足を洗う」
  • 足を使う
    活発に動き回ること「足を使って集めた情報」「就活の成否は足を使うかどうかにかかっている」
  • 足もとを見る
    相手の弱みにつけこむこと「足もとを見られて高い値段をつけられた」「足もとを見て厳しい条件の取引を迫る」

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