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蚊と蜘蛛と蜂の慣用句 虫たちで状況を説明する

孝宏くん:学校で、宿題を忘れた友だちが小さな声でもごもご言い訳していたら、先生に「そんな蚊の鳴くような声じゃ聞こえない。はっきり言いなさい!」と怒られたんです。でも、蚊って、鳴かないですよね?

漢検博士:ははは……そういうことじゃないんだよ。「蚊の鳴くような声」というのは、蚊の羽音みたいに「小さくて、弱々しい、消え入りそうな声」をたとえて言う慣用句なんだよ。

孝宏くん:学校でも使える虫を使った慣用句だと、こんなのもありますよね。「こっそり居残りしてたら先生が現れて、みんな、蜘蛛の子を散らすように逃げた」とか、「席替えの結果を見て、クラス中が蜂の巣をつついたように大騒ぎになった」とか。

漢検博士:お、よく知ってるね。「蜘蛛の子を散らす」とは、大勢が四方八方に散らばって逃げる様子を表す慣用句だ。蜘蛛は袋状に作った巣の中に卵をたくさん産んで、その袋が破けると、小さな蜘蛛の子がわ~っと四方八方に散っていくんだ。その様子からできた言葉だね。「蜂の巣をつついたよう」は、収拾がつかないくらい大騒ぎになるという意味だね。蜂の巣はつつかれるなどして攻撃されると、蜂が巣の中からどんどん出てきて、巣の周りで羽を鳴らして威嚇するんだ。蜂たちの動きも音も、ずいぶんと騒々しくなることから生まれた慣用句だね。でも、実際に蜂の巣をつついてはいけないよ!

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