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「枯れ木」は謙遜して使う言葉 間違って使うと失礼な慣用句

悠一さん:今度、学校の文化祭で仮装パーティーをやるんですよ。「枯れ木も山のにぎわい」っていうように人数は多いほうが盛り上がりますから、博士もぜひ来てください。

漢検博士:人を招こうとするときに、その表現を使うのはかなり問題があるぞ。枯れ木とは“つまらないもの”のたとえで、「枯れ木も山のにぎわい」というのは、「つまらないものでもないよりはまし」という意味になるんだ。つまり悠一くんは、私のことを「つまらないどうでもいい人」と思っているということになるわけだね。正しく使うとすれば、招待された私が、「“枯れ木も山のにぎわい”だから参加しましょう」と謙遜して言う場合だね。

悠一さん:そうだったんですね、失礼しました!やっぱり僕が勧誘係をするなんて、「役不足」でした……。

漢検博士:う~ん、その言い方もマズイな。「役不足」を謙遜するときに使う人がいるけど、本来は「能力に対して、与えられている仕事が軽すぎる」という意味なんだ。つまり、自分はもっと仕事ができるのにこんな仕事をさせられている……と不満を述べていることになるわけだよ。「他山の石」も似たような間違った使われ方を目にすることがあるぞ。他山の石とは「お手本」という意味ではなくて、「他人の間違った言動やつまらない出来事でも、それをうまく参考にすることで、自分を磨くことができる」という意味なんだ。つまり、先輩や上司が行ったことや言ったことを「“他山の石”として成長したい」なんて言わないように注意しないといけないぞ。

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