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争う時は何を削る? 激しく争い合う様子は……『シノギを削る』

孝宏くん:バスケ部の涼介くんと優斗くんが最近ポジション争いですごくやりあっているのを見て、先輩が「あいつらシノギを削ってるなあ」と言ったんですが、何も削れてないんですけど……。

漢検博士:先輩が言いたかったのは、実際に何かが削れているということではないんだ。互いに激しく争い合うことをたとえて『鎬(しのぎ)を削る』と言うんだよ。

【語源】鎬とは、日本刀の棟と刃の間で一番高くなっている部分のことで、刀で戦うときは、打ち下ろされた相手の刀をこの鎬の部分で受けて逸らすんだ。つまり、鎬が削れるということはそれだけ激しく戦っているということで、そこから激しく争う様子を「鎬を削る」と言うようになったんだよ。

【使い方】孝宏くん:「大統領選では指名権を争って、両者が鎬を削っている」「甲子園出場をかけて鎬を削る試合が展開された」なんだか、緊迫感あふれますねぇ!

【豆知識】日本刀からは、他にもなじみ深い言葉が生まれているぞ。ささいなことからケンカが起こるという意味の「鞘当て」は、刀身を入れる筒の部分(鞘)がすれ違いざまに当たって争いが始まったことから、人間関係がしっくりいかないことをたとえて言う。「反りが合わない」は、刀身の反りと鞘の反りが合わないとちゃんと入らないことからできた言葉なんだぞ。

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