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正しく打てば、いい音が響く! 『ウテばヒビク』は野球のたとえ?

孝宏くん:昨日の授業で先生が、質問に答えた生徒に「ウテばヒビク回答だな」と言ったんですが、なんで突然、野球にたとえたんでしょうね。

漢検博士:確かにヒットを打てば快音が響くが、それとはちょっと違うんだな。こちらの働きかけに対して反応が早いとか、結果がすぐにあらわれることをほめる意味で『打てば響く』と言うんだよ。

【語源】和楽器である鉦(かね)や太鼓を打つと(「たたく」ではなく「打つ」という)、その瞬間に音が鳴り響くように、こちらからの働きかけに対してすぐに正しい反応が返ってくることをたとえて言うんだ。単に反応が素早いだけでなく、その内容がすぐれているときに使うよ。

【使い方】孝宏くん:「彼の対応はまさに”打てば響く”対応だね」「指導後、打てば響くように結果があらわれた」ほれぼれする感じが出てきますね!

【豆知識】「打」は釘を打つ姿からできた文字なので、まっすぐ当てる=正しく当てるという意味を含む。太鼓や鉦も、ちょうどよい場所に当てなければいい音は響かないため、「打つ」と表現される。なるほどと納得することを「膝を打つ」、事前に対策することを「手を打つ」、感動することを「心を打つ」などの表現に、「打つ」が使われるのは同じ理由だよ。

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