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四字熟語の意味を学ぼう 歴史に登場する四字熟語(近世以前②)

漢検博士:四字熟語とは文字通り、漢字が4文字集まることで1つの意味を成す言葉だ。だからたとえば、「一年二組」とか「夜露死苦」みたいなのは四字熟語とは言わないんだ。

悠一さん: だからこのあいだのテストで「西京極駅」は×をもらったのか!

漢検博士:そんなことを言っていたら、「漢検太郎」という名前も四字熟語になってしまうじゃないか(笑)。

四字熟語は、「公明正大」のように、それぞれ独立した意味を持つ2つの熟語が合わさって新しい意味を持つもの、「竜頭蛇尾」のように2語ずつの組み合わせのようだがセットになってはじめて意味をなすもの、「花鳥風月」のように4つの関連ある語を組み合わせたものなどがあるぞ。さて、次の四字熟語はどんなパターンだろうな。

  • 盟神探湯(めいしんたんとう)
    登場する時代:『日本書紀』
    意味:古代の裁判法の一つ。お湯の中に手をつけさせ、事の真偽を問う方法。「くかたち」とも読む。
    由来:主張することの是非や真偽を確かめるため、神に自身の潔白を誓わせたのち、沸騰している湯の中に手をつけさせるというもの。主張が正しければやけどをせず、よこしまな者の手はただれたとされる。『日本書紀』には、殺人の疑いをかけられた者と、彼を告訴した者のどちらが正しいかを判断するため盟神探湯を行なったなどいくつかの記録が残るが、その後、実際に行なわれた記録はほとんどない。今も、大釜に湯をわかし、玉串や笹などを浸して湯を撒く「湯立神楽(ゆだてかぐら)」などの形で残っている。
  • 悪人正機(あくにんしょうき)
    登場する時代:鎌倉時代後期
    意味:阿弥陀仏(あみだぶつ)の本願は悪人を救うことにあり、悪人こそが極楽往生するにふさわしい存在だとする考え方。
    由来;浄土真宗の宗祖・親鸞(1173-1263)の思想の根本をなす考え方。「悪人」は、今で言う犯罪者のような意味ではなく、妬みや怒りや欲望といった弱い心を抱える存在、つまりは大多数の人間のこと。「正機」とは、仏の教えを受けて悟りを得る条件・資質をそなえていること。煩悩を抱えた「悪人」は、自分で悟りの道を開くことができないからこそ、阿弥陀仏の力によって極楽往生することができる、と解釈される。もともと浄土宗の中にある考え方であるが、親鸞の死後、その教えについて書かれた『歎異抄(たんにしょう)』によって有名になった。

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