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そっちが「へん」ではありません ~部首は成り立ちとかかわるもの~

孝宏くん:博士~、聞いてください。こんな引っかけ問題、ひどくないですか?問の部首が「もんがまえ」じゃなくて「くち」だなんて……。

漢検博士:門は、左右2枚の扉を閉めた形からできていて、門や出入りに関する字に使われるんだ。「問」は「門」と「口」からできていて、扉が閉じていて中の様子がわからないので、口で尋ねて中の様子を知ろうとする様子をあらわすんだ。扉が閉じていることではなく、口で聞き出すというところが意味の中心だから、部首は「口」なんだね。同じ理由で、「聞」の部首も「門」ではなく「耳」になっているよ。

孝宏くん:目立っている場所が必ず部首になるっていうわけじゃないんですね。でも「へん」や「かんむり」の位置によく知った形が出てきたら、絶対にそれが部首だって思ってしまいますよ~。

漢検博士:形に引っかからず、意味を見ることが大切だよ。たとえば「相」は「きへん」だと思いがちだが、実は「目」のほうが部首なんだ。木と向かい合ってその姿をよく見る、というのがそもそもの意味だからね。「案」は、「うかんむり」ではなく「木」が部首だぞ。木と、落ち着くという意味の「安」を組み合わせた字で、体を休める机を意味していて、そこから「考える」という意味ができたんだ。「勝」は「にくづき」と思ってしまいそうだけど、体にかかわる漢字じゃないよね?実はこれは「力」が部首なんだ。なぜなら、船が水上に浮く=上に上がるという意味の「朕」に「力」を足して、力を出して上に持ち上げる、力で人より上に出る、つまりは「勝つ」という意味になったからなんだ。パッと見にだまされないよう、気をつけようね。

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