公益財団法人 日本漢字能力検定協会

日本漢字能力検定

メニュー

どれだけ知ってる?漢字の豆知識

中学生レベル

旧字体で漢字本来の意味を知ろう ~成り立ちを知れば親しみがわく!~

孝宏くん:先週末、部活の試合で遠征した先の学校の応援旗に「學校」という字が使われていたんです。なんだか「學」っていう字だけで強そうに思えてしまったんですけど、あれは特殊な字なんですか?

漢検博士:今、私たちが使っている漢字の多くは第二次世界大戦後に簡略化されていて、それより以前に使われていた漢字を「旧字体」と言うんだ。「學」もその一つだね。旧字体は漢字本来の形を残しているから、成り立ちを想像しやすいんだよ。「學」は本来、左右の手、つまり教え導くことを表す「臼」と、交差するイメージを表す「爻」、屋根を表す「ワ」、その下にいる「子(子ども)」から成り立っているんだ。先生が知識を授け、生徒がそれを受け止める場所だというのがよくわかるだろう?

孝宏くん:なるほど、そういう意味からできた漢字だったんですね。だから、「⺍」じゃなくて、「子」が部首なんですね!

漢検博士:もう一つ、「恋」という字も面白いぞ。旧字体では「心」の上は、「䜌」になっていて、「絲」と「言」から成っているんだ。「䜌」という部分は、からまりあった糸が言葉を使って分けようとしても簡単に分けられないことから、もつれる、乱れる、ずるずると引きずることを意味し、これと「心」と合わせることで、心を断ち切れずに惹かれること、心が乱れること、つまりは恋する気持ちを表しているわけだ。実際に旧字体を使う場面はあまりないだろうが、漢字の成り立ちをより正確に理解するためには、知っておいて損はないぞ。

一覧ページへ戻る

豆知識トップページへ

ページTOP

  • 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
  • 日本漢字能力検定協会について
  • 協会からのお知らせ
  • サイトマップ
  • 日本漢字能力検定
  • BJTビジネス日本語能力テスト
  • 文章読解・作成能力検定
  • 漢字ミュージアム
  • 漢字を調べるなら漢字ペディア
  • 漢字カフェ

Copyright© 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 All rights Reserved.
「漢検」は登録商標です。