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増えると、どんどん意味が変わる? 同じ漢字を重ねてみよう!

昌人さん:僕の先輩に晶子さんという人がいるんですが、木が増えると「林」が「森」になるように、僕の「昌」と比べて、「日」が増えて明るさが増した漢字なんでしょうか?

漢検博士: 「林と森」とは違って、「昌と晶」はお日様が増えていくわけではないんだよ。昌は日を二つ重ねた字ではなく、日と曰(言う)を重ねたもので、「お日様のようにあかるいことを言う」という意味があるんだ。一方、晶の「日」は星を表していて、星がたくさん輝き、澄み渡った様子を表す文字なんだよ。

昌人さん: へえ、そうなんですか!ほかにも、同じ漢字を重ねた漢字ってあるんですか?

  • 品(ヒン、しな)
    「口」という字は、顔についている飲食するための口を表すだけでなく、祈りの言葉を入れる箱からできたともいわれる。入れ物を示す「口」を三つ重ねることで「いろいろなもの」を表す。
  • 磊(ライ)
    大きな石がごろごろと転がっている様子を表す。そのような場所は広いところであり、そこから心が広いこと、性格などがおおらかなことを指すようになった。同じような意味を持つ「豪放」と合わせて「豪放磊落」の形で使うことが多い。
  • 贔(ヒ)
    貝は財物を表し、三つ重ねることでたくさんの重い財物を背負うことを表す。重いものを背負えば鼻息も荒くなるので、そこから、力を込める→特定の人に助力する→目にかけるという意味が生まれた。「贔屓(ひいき)」と、熟語の形で目にすることがほとんど。
  • 麤(ソ)
    あまり見ない字だが、一般的な漢字辞典のなかで三つ重ねる字としては最も画数の多い字。鹿は大きな角が邪魔でぎゅうぎゅうには群れないことから、きめが粗いことを意味する字。ちなみに、意味がわかっている中で画数が多いのは、龍を四つ重ねた「(テツ)」という字で「言葉が多い」ことを意味する。

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