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地団駄ってなんだろう? 身近な言葉の語源を探る②

漢検博士:前回は思い通りになる話をしたが、今回は思い通りにならない時の話だ。欲しいものを買ってもらえない時など、小さい子がドンドンと地面を踏みつけるような動きをするのを見たことはあるかな?

悠一さん: ジタバタ~ってするから、“じだんだ”って言うんですよね?

漢検博士:“漢字で書くと「地団駄」。いかにもジダンダという音が似合う動きだが、もともとは、製鉄をする時、火力を上げるために空気を送り込む踏鞴(たたら)という道具を踏む動きと、駄々をこねて足をジタバタさせる動きが似ていることから「地踏鞴(じだたら)を踏む」と言い、これがなまって地団駄になったそうだ。

「駄々をこねる」の駄々も、地団駄からの変化なんだ。

雅楽が由来の言葉

  • 打ち合わせ
    指揮者がいない雅楽では、打物(打楽器)を使ってそれぞれのリズムを合わせることを「打ち合わせ」と言った。そこから、物事をうまく運ぶための事前の相談などを指す言葉になった。「三拍子そろう」「どんちゃん騒ぎ」など、雅楽が由来とされる言葉は日常でもよく使われる。用例:「今日は文化祭の出し物の打ち合わせをしよう」
  • 呂律(〈ろれつ〉が回らない)
    言葉や発音がはっきりしないことを「呂律が回らない」と言うが、呂律とは、呂(りょ)と律(りつ)という中国音楽や雅楽の音調のこと。これをうまく使い分けできないことを呂律が回らないと言ったのが始まり。仏教音楽の一つ・声明(しょうみょう)発祥の地である京都・大原には、呂律にちなんだ呂川・律川という川が流れている。用例:「お父さんはお酒を飲みすぎて、呂律が回らないよ」

商売にまつわる言葉

  • 二進も三進も(〈にっちもさっちも〉いかない)
    二進は2割る2のこと、三進は3割る3のことで、ともに割り切れ、計算が成り立つことを意味した。逆に、二進も三進もいかないということは、2でも3でも割り切れず、計算がうまくいかない、ひいては商売がうまくいかない、物事が行き詰まることを指すようになった。用例:「A君にもB君にも断られて、もう二進も三進もいかないよ」
  • 書き入れ時
    商売がうまくいっているときは、お金や物の出入りが多くなり、帳簿に書き付けることも多くなるので、儲かっている時期を表す言葉として使われるようになった。お金がたくさん集まる=掻き集めるというイメージから「掻き入れ時」と書かれることもあるが、誤り。用例:「ケーキ屋はクリスマスが書き入れ時だ」

※語源には諸説あります。

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