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団体受検 取組事例(小・中・高 等)

小学校

努力が結果に結びつく経験を持たせたい/小学校/東京

学校長 上田 秀穂 先生

関東 / 東京

[公立] 目黒区立五本木小学校

学校長 上田 秀穂 先生

■検定を小学生が受ける意味とは

 子どもたちが世の中で生きていくには、“試験”“受験“を避けては通れません。努力せずに合格できることはないですし、合格もあれば不合格もあります。こういった世間の現実や条理を、ケアができる学校で早い段階で経験させ、結果を受け止めさせたい。そして、合格するためにはそれ相応の努力が必要であることを知ってほしいという思いから、本校で漢検を始めました。自分で決めた目標に向かって学習し、受検する。そして合否という結果が出る。この一連の経験をするだけでも、子どもたちが漢検を受ける意味はあると考えています。
 

■自主学習能力を培う漢検

 漢検は出題範囲が明確なので、子どもたちの自主学習能力を高めるのに有効だと考えています。本校では学年の総まとめとして最適な第3回検定(1・2月)を選んでいますが、学年配当漢字をすべて学び終えていない時期になります。そのため、学校で学んでいるスピードよりも速いスピードでの習得が求められます。合格のために必要なスピードはどのくらいなのかを、子ども自身と家庭に考えて臨んでもらうことで、自主学習能力が培われると考えています。
 

■予想を上回った参加者数と合格率

 希望者が参加する形をとりましたが、初回にもかかわらず全校児童の半数以上が漢検を受けました。朝会、PTA総会で子どもたちと家庭に声掛けを行ったのみでしたので、反響の大きさに驚きました。検定に向けた学習は各家庭におまかせしていたのですが、結果9割以上が合格しました。
 実施運営はPTAに協力をいただいています。当初PTAに話をしたところ、「学校で受けられるならうれしい」「ぜひ実施してほしい」と好反応でした。
 合格して嬉しそうな子どもたちの顔を見られたことは、こちらもうれしく感じました。「やってよかった」と児童、家庭、教員皆が思えることが、取り組みの継続につながっていくと考えています。
 


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。

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