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小学校

児童の学力を客観的に測る外部評価として漢検を活用

湊 雄史 先生

近畿 / 大阪

[私立] 聖母被昇天学院小学校

湊 雄史 先生

字形を意識し正確に書く習慣の定着

 「自分の書く字は自分の顔と一緒」という認識のもと、本校では伝統的に文字を正しく丁寧に書くことを重んじています。なぜなら、基本的な漢字の読み書きはもちろん、美しい字形で書く習慣を身に付けることが大切だと考えているからです。葉書1枚、署名1つにしても、字には本人の品位が表れます。
 また、このような教育を小学生の早い段階から徹底することが、ひいてはこれからの漢字学習にも効果を発揮すると考えています。字形の止め・はね・はらいを意識しながらしっかり書く習慣が定着すると、高学年に向けての学習方法につながります。

「漢字チャンピオン」と「漢検」の取り組み

 漢字学習の一環として、1~3年生までは本校独自の100問テストを実施し、全問正解の「漢字チャンピオン」をめざす取り組みを行っています。これは前述したような字形を正確に書く練習はもちろん、学年配当漢字の定着度合を測ることが目的です。このテストは教科書に準拠した内容になっており、授業で一度学んだ問題が出題されるため、子どもたちも「漢字チャンピオン」を目標にして意欲的に取り組んでいます。そして、4年生からは漢字を正しく書くだけでなく活用力を育成するため、漢検を受検しています。
 教員の中で「校内の指標による評価だけでなく、外部の指標も取り入れてみてはどうか」という意見もあり、児童の言語力を客観的に測るバロメーターとして漢検に着目しました。私立小学校である本校において、学力向上は保護者から特に求められる内容の1つです。漢検の上位級に合格する児童が多ければ多いほど校内の学力の高さを示すことができると考えたことや、個人的に漢検を受検している児童もいたため、平成17年度から導入しました。

協会発行書籍を活用した漢字指導

 本校では当該学年の配当漢字を9月末までに一通り学び終え、その後は演習問題に励み、学習内容の定着を図ります。そこで5・6年生では、協会発行書籍の『実力養成問題集ステージ』を全員で活用しています。毎日数ページの範囲を指定し、翌日に提出させるという基本的な宿題のやりとりに充てています。
 書籍や過去問題を用いてあらかじめ問題に慣れさせ、それぞれの苦手分野の傾向を把握したり、弱点を重点的に補強したりと一人ひとりをきめ細かく指導します。例えば、間違えた解答に場合に応じてコメントを入れるなど、子どもたちへの配慮を大切にしています。また、子どもたちも書籍を手渡されると漢検に向けて勉強する時期がきたことを感じ取り、同時に緊張感が高まることで、勉強に対する気持ちの切り替えになっているようです。

漢検は言語活動の充実に有用

 児童の「合格したい」という強い思いや保護者の期待に応えるため、合格をめざす勉強も意識しますが、筆順や対義語・類義語、文章中での読み書きなど、『基本的な国語の力を定着させること』を第一義に考えて取り組んでいます。小学生の場合、基本的な学力や学習習慣は教員や保護者の支援によって次第に身に付いていくものです。その意味でも、漢検は頑張れば頑張った分だけ合格に近づけるので、子どもたちの学習意欲を高め、日々の漢字学習の確認や字を正確に書く機会として役立っていると感じています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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