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小学校

子どもたちの自主的な漢字学習を支えるきめ細かな指導

當麻 章英 先生

近畿 / 京都

[公立] 京都市立養正小学校

當麻 章英 先生

基礎学力の充実のために

写真1:漢検受検の様子
写真1:漢検受検の様子
 本校では児童一人ひとりを大切にする指導を心掛けています。例えば、子どもたちの基礎学力を充実させるための取り組みを企画し、積極的な参加を呼び掛けています。特に「語彙力の伸長」と「目標を持った学習習慣の定着」は、基礎学力の充実をはかる上で欠かせません。そこで年2回(秋と冬)、全校児童の中から希望者を募って漢検を実施しています(写真1参照)。

 語彙が豊富になれば、物事を適切に理解したり表現したりすることができます。そのためには漢字をきちんと使える力が必須であり、それはすべての学習の土台にもなります。また、受験が目標の1つになり得る中学校や高校に比べ、明確な目標を持った学習の機会が少ない小学校にとって漢検はわかりやすく意識しやすい目標になります。合格に向けて計画的に学習する態度が養えるとともに、達成感を得ることでさらなる意欲の高まりに結びつきます。

きめ細かな漢字学習指導

写真2:漢字講座の様子
写真2:漢字講座の様子
 検定日の3週間前から毎週1回の頻度で漢字講座を開催し、検定対策を行っています(写真2参照)。1時間のうち、前半30分で『漢字学習ステップ』や『過去問題集』の練習問題に取り組ませ、後半30分をその出来に応じた復習の時間に充てています。

 『漢字学習ステップ』は分野別の出題傾向が把握できたり、学習の進度をこまめに確認できたりする点で本人の得手不得手を意識させやすく、個別の対策を立てるのに適しています。そこで本校では、以前から本教材を検定申込とあわせて受検者全員を対象に購入しています。また、今年度(平成22年度)から『過去問題集』を併用しています。本番と同じ形式に慣れることで解答方法の間違いを防ぐことができ、子どもたちが実力をより発揮しやすくなりました。

 さらにこの取り組みを補完するため、家庭学習を継続して促す仕組みを整えています。具体的には、漢字講座を受講している児童は『漢字学習ステップ』から範囲を区切って出題された課題を自宅で勉強し、職員室前に設置された箱に毎朝提出します。それを手が空いている教員が分担し放課までに採点して返却します。これを毎日繰り返します。このような地道な積み重ねを大切にすることが、子どもたちの基礎学力の充実につながると考えています。

 実際にこうした学習方法が功を奏し、今年度の合格率が前年度より約16%アップするという飛躍的な伸びが見られました。このことからも、着実に成果が現れてきていると実感しています。

漢検を通して子どもたちに期待すること

 教員の思いとしては漢字が得意な児童はもちろん、苦手な児童にも漢検に挑戦してもらいたいと考えているため、保護者の協力を得ながら受検を促しています。例えば、保護者が積極的に案内して下さったり、一緒に勉強や受検をされたりする実例も出てきています。最初は受動的だった児童でも、受検を通して漢字の勉強が楽しくなったり自信がついたりする姿が見受けられます。これからも漢検を通して、子どもたちが自ら学ぶ習慣を身に付けてくれることを期待しています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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