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団体受検 取組事例(小・中・高 等)

小学校

子ども達が意欲的になり、高い合格率を維持しています。/小学校/東京

校長 角田 由美子 先生

関東 / 東京

[公立] 葛飾区立小松南小学校

校長 角田 由美子 先生

 本校は、平成13年度に、小松小学校と松南小学校が統合して開校しました。平成22年度に開校10周年を迎える新しい学校です。本校では、開校当時より漢検に取り組んでいます。漢検を漢字指導の一環として活用することで、子ども達が漢字学習に意欲的に取り組むきっかけになっていると感じています。また、漢検の合格率も毎回85%~90%と、高い水準を維持しています。以下に、主な取り組み内容をご紹介します。

  1. 漢検問題に対応した漢字学習プリントの活用
    開校当時に在籍していた教員が、漢検の問題に対応した漢字学習プリントを多数作成してくれました。同音同訓異字、対義語・類義語などの分野別プリントや、級ごとの頻出問題のプリントなどです。そのプリントは現在も引き継がれ、朝自習の時間や国語の授業時間はもちろんのこと、宿題としても活用しています。

  2. 本番同様の問題による模擬試験の実施
    検定本番直前には、受検申込者の中から希望者を募り、放課後の時間を使って模擬試験を行っています。過去問題を参考にして本番同様の問題を作成し、実際の検定時間と同じ1時間かけて取り組ませます。その場で答え合わせをし、実力判定を行います。また、検定日当日には、受検の申し込みをしていない児童から希望者を募り、本番の受検者に混じって模擬試験を解かせることもあります。そうすることで、本番の雰囲気や問題内容に慣れさせることができ、実際の受検に向けた挑戦意欲を向上させるきっかけとなっています。

  3. 到達目標の明確化
    「授業改善推進プラン」において、漢検の級を指標とした到達目標を記載しています。例えば、第6学年では「学級6割以上の児童に、漢字検定5級合格程度の漢字の力をつけさせる。また、全員に6級合格程度の力をつけさせる。」としています。

  4. 安心して受けられる団体受検の体制づくり
    団体受検を開始した当初は、低学年の児童はあまり遠くの会場まで受けに行かせることは難しいと考えて、5・6年生を対象に希望者を募り、一般の会場で受検させていました(団体公開会場受検)。しかし、すぐに校内での団体受検(準会場受検)に切り替え、3・4年生まで対象を広げました。「通い慣れた学校で安心して受検できる」と、児童や保護者にも好評で、検定に挑戦する児童の割合が増えました。平成21年度は、3~6年生の約半数が検定に挑戦しました。

校舎外観

※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。

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