公益財団法人 日本漢字能力検定協会

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団体受検 取組事例(小・中・高 等)

中学校

漢字力の向上を目指して全校で受検

横石 俊介 先生

九州・沖縄 / 福岡

[私立] 折尾愛真中学校

横石 俊介 先生

 本校では、キリスト教の精神に基づく中高一貫教育を行なっており、中学校を「基礎期」「発展期」、高校を「活性期」「確立期」と位置づけています。各発達段階において、確かな基礎学力を体得させるとともに、生徒一人一人の将来を見据え、社会の変化に主体的に対応できる人材の育成を目指しています。
 全校で漢字検定を実施するに至ったきっかけは、生徒の漢字力の低下です。本校では、日々の出来事などを綴(つづ)る「生活ノート」を毎日提出させているのですが、その文章において基本的な漢字でさえ平仮名で書く生徒が多く見受けられました。そこで、中学時代に将来必要な漢字力を身につけ、漢字で書く意識を高めることを目的として漢検を実施することになりました。

 漢検を実施するにあたり、申し込みを開始する時期には、保護者や生徒に文書で案内をします。また、検定日の3日前には、生徒に検定日当日の注意事項や持ち物、場所を記載したプリントを配布しています。全校生徒で受検をするからには、生徒の自学自習に頼るだけでなく、学校側の合格に向けてのサポートも必要不可欠です。そのサポートのひとつとして、週3回朝の10分間学習で、協会発行の『漢検漢字学習トレーニング』から選んだ書取問題を5回ずつ練習させ、終礼時にテストを実施しています。テストで間違った漢字は、30回ずつ書かせて翌朝提出させ、昼休みに再テストを実施。満点になるまでこの内容を繰り返し行なっています。このようにして、日々の学習習慣を身につけさせるとともに漢字力の定着を図れるよう、指導を行なっています。

 検定を実施するようになってからは、生徒の漢字学習に対する意識も高まり、日常生活で文章を書く時も漢字を使う意識が芽生えたと実感しています。また、生徒の間でも、検定日が近づくとお互いの学習の進み具合を確認しあい、過去の問題を解いた時の得点について話をするなど、漢検合格という同じ目標に向けて切(せっ)磋(さ)琢(たく)磨(ま)している様子がうかがえます。本校では、中学校卒業までに3級取得を目標とし、3級に合格するまで年に3回の漢字検定を毎回受検させます。中には準2級・2級合格という次の目標を自ら立てて努力を続ける意欲的な生徒もみられ、他の生徒達の良い刺激になっています。また、こうした生徒たちの意識の変化などもあり、全校で受検することについては、保護者からも理解を得られています。

 漢字はただ書いて覚えるだけでなく、一字一字の意味を正しく理解し実際に使える力を身につけることが必要です。漢検は、読み・書きだけでなく四字熟語や部首など様々な角度から出題されるため、漢字に関する知識が広がります。また、普段の学習の成果が資格という形で残り、今後に生かせるという点も学習の動機づけとなっています。全校で受検することで自発的に受検しない生徒にも受検機会を提供できるので、皆で同じ目標に向かって努力を積み重ねる過程の大切さを知り、達成感や自信につなげてほしいと考えています。そして、中学校生活での学びや体験を通して自らの可能性を広げ、何事にも主体的に取り組む生徒たちを、私たち教師も全力で後押ししていきたいと思っています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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