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中学校

漢検で国語への苦手意識を払拭。学習意欲の継続と国語力の基礎作りに効果

田中 渉 先生

関東 / 東京

[私立] 東京都市大学付属中学校・高等学校

田中 渉 先生

 本校のような中高一貫校にとって、「中だるみ」の解消は大きな課題です。とりわけ系列大学に進学する生徒にとっては、6年間の学校生活の中で、学習目標を持たせ意欲を継続させることが重要となります。
 本校では、漢検を「学習目標の創出」と「国語力の基礎づくり」の両面を担うツールと捉え、13年前からカリキュラムの中に位置付けています。
 入学後すぐの試験では5級以上の取得を目指しており、ほとんどの生徒が合格します。理系進学希望者が多い本校では、入学時点で既に国語への苦手意識を持っている生徒もいますが、早期の合格体験を積ませることで抵抗が弱まり、自信にもつながるようです。
 取得目標は各学年ごとに設定し全員が取り組みます。生徒の向上意欲を継続させるには、一体感の創出と目標の小ステップ設定が鍵といえるでしょう。今では中学のうちに3級レベルに到達することが当然という雰囲気ができ、高校でのさらなる上位級挑戦の土台となっています。
 大学入試における論文の重要性が高まる今、文系・理系を問わず論理的な文章の作成能力が求められています。本校でも、大学入試を見据えた文章力の育成は大きな課題と捉えていますが、それも、まずは中学校段階で基礎をしっかり培うことが前提です。限られた時間の中で効果を最大化するためには、漢検という外部資源も有効に活用すべきだと考えています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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