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中学校

明日も早く行きたい学校づくりのために

校長 酒井 義 先生

北信越 / 長野

[公立] 長野市立松代中学校

校長 酒井 義 先生

「明日も早く行きたい学校づくり」プロジェクトの取り組み

 近年、多くの学校が不登校の問題を抱えています。特に、中学生が入学直後に不登校になるケースが多く、小学校とは異なる生活や勉強内容、部活動などでの戸惑いや挫折が引き金となるようです。本校でも、学校に行きたくないという生徒が増えたことが問題となっていました。
 そこで、平成20年度に教職員、生徒、保護者、地域の方々が一丸となり、生徒が意欲を持って通える学校づくりを目指す「明日も早く行きたい学校づくり」プロジェクトを立ち上げました。以来、「勉強」から「学び」への授業改善や、自尊心を高める学級づくりなど、様々な工夫を行っています。そして、この「明日も早く行きたい学校づくり」プロジェクトの一環として、学校を準会場とした漢字検定にも取り組んでいます。

漢字力向上により授業が楽しくなる

 漢字をしっかりと学ぶことで、授業の理解度があがり、学校が楽しくなります。漢字は日本語の基礎・基本であり、日本語の語彙の半分以上が漢字です。国語以外の教科においても、漢字力は、思考の幅、理解力に大きく影響します。学校生活は授業が中心になるので、授業が理解できなければ学校に行くことも苦痛になります。漢字力を向上させることによって、生徒が授業を好きになり、ひいては学校を好きになることにつながると考えました。
 また、漢字検定は、級が設定されているため達成感を得やすく、楽しんで取り組むことができます。私はよく教職員や生徒に向かって「おもしろがってやろう」と伝えますが、楽しみながら取り組むことが継続的学習の一番のモチベーションになるのです。

漢検で自尊心が育まれる

白文帳
写真:白文帳
 漢字検定に合格することで、自尊心を養うことができます。例えば、漢字検定3級に合格した生徒は、周りの生徒から「漢字が得意」と認識され、難しい漢字の問題について質問をされるようになります。そのように他者に頼りにされることで、自尊心が育まれます。
 また、合格を目標とすることで、学ぶ意欲が生まれます。本校では、「白文帳(※)」(写真参照)を使用して1日1ページ以上の漢字練習を宿題としています。練習する内容は各自が自由に決めています。漢字検定のテキストを用いて書き取りや自己採点を行う生徒もおり、検定日が近づくと、1ページだけでなく何ページも取り組むなど、意欲的に取り組んでいる様子がうかがえます。
 本年で「明日も早く行きたい学校づくり」プロジェクトの開始から3年が経ちますが、不登校の生徒も大きく減少し、確かな手ごたえを感じています。

※長野県で考案された漢字練習帳。長野県内の多くの中学校で、生徒の漢字練習用に採用されています。


学校紹介

校長:酒井 義 生徒数:500名

校舎外観 本校は、昭和29年に組合立松代中学校として発足以来、平成23年で57年目を迎えます。在校数500名、職員数46名の比較的大規模な学校で、明るく素直な生徒が「向学の気風・品格の気風・文武の気風あふれる学校」を目指して切磋琢磨しています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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