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中学校

学年一斉受検の効用とは ―中高6年間を有意義に過ごす力を早期に身につけるために―

大成 浩二 先生

中国・四国 / 広島

[私立] 修道中学校・高等学校

大成 浩二 先生

 本校は1725年に広島藩主浅野吉長公が創始した「講学所」に源を発する歴史のある学校です。「道を修めた有為な人材の育成」を建学の精神とし、中高一貫教育による高い学力の構築と、豊かな人間性の育成を目指しています。
 本校では中学・高校の6ヵ年を初級(1・2年)・中級(3・4年)・上級(5・6年)の3段階にわけ、それぞれの段階に応じた指導を行っています。国語科では初級終了時までに中学校で学習する漢字を習得することを目指して、中学2年生で漢検3級を、そして更に学習を進めて中学3年生で漢検準2級を全員受検することをシラバスに明記しています。これまでの平均合格率は中学2年生が受検する3級が98%、中学3年生が受検する準2級でも82%と高い水準を保っています。

学年受検をする意義

 難関大学を志望する生徒も多い本校では、他教科も進度が速く、通常の国語の教科書に合わせて漢字を学習した場合、「国語でまだ習っていない漢字が、社会や理科で先に出てくる」ということがあります。このことを踏まえて、中学1年時から生徒全員に市販の常用漢字の問題集や協会発行の書籍を持たせて、常用漢字をすべて学習させ、その成果を漢検で測るようにしました。漢検を導入した当初は希望者を募って実施をしていましたが、他教科の教員から「学年でいっせいに受検をさせるのもよいのではないか」という声があがり、中学2・3年生の学年受検に踏み切りました。
 また、本校では大学受験を見据えた先取り学習を行うことをシラバスなどに記載し、学内外に明示していることから、成果を数値化しにくい国語科においても、学習の進捗を測り、成果を検証する必要があります。漢検を利用することで、全国的な指標で生徒の学力到達度を測ることができ、保護者や生徒に勉強の進度を明確な基準で示せるのも学年受検の効用と言えます。

漢字学習の位置づけ

 本校では漢字学習を、豊富な語彙を習得し、基本的な学習習慣を身につける機会として位置づけています。語彙力と学習習慣という2つの力は、中高6年間を有意義に過ごし、希望の進路を実現するためには必要不可欠です。普段の国語の授業においては、漢字学習のための特別な時間を割くというわけではなく、漢字の小テストの日時をあらかじめ決めておき、生徒がテスト範囲を自主的・計画的に学習する方式をとっています。日頃から自主的に漢字学習に取り組むことで初級から家庭学習の習慣をしっかりつけ、その学習成果を漢検で測るというサイクルが今や定着しています。また、初級・中級で漢検を受検した生徒たちの中には、進級・進学してから漢検2級以上にチャレンジするという生徒・卒業生もおり、漢検は自らいろいろなことに挑戦するというきっかけになっているとも感じています。これからも「漢検合格」を目標にした漢字学習を通して自学自習の習慣をしっかり身につけ、生徒ひとりひとりが夢を実現させることを願っています。

◎平成23年度 優秀団体賞受賞(平成12年度から12年連続受賞)◎


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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