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中学校

文章を日常的にたくさん書くことが、漢字力の向上にもつながっています

研究主任 国語教諭 塩野谷 文雄 先生

中部 / 愛知

[公立] 愛知教育大学附属岡崎中学校

研究主任 国語教諭 塩野谷 文雄 先生

 本校では、漢検の校内実施を始めてから10年以上になります。英検と並んで人気の高い検定であり、毎年多くの子どもが挑戦しています。子ども自身の「何か自己PRになるものをもちたい」といった気持ちや、保護者の「学習習慣を身に付けさせたい」「目標をもって学習にのぞんでほしい」という要望に応えるため、夏休み前と秋の年2回実施しています。本校には、「中学生の範囲(3級)は最低限押さえておきたい」ということはもちろん、「中学生の範囲を超えて上の級(準2級・2級)にも挑戦したい」という上昇志向の強い子どもがいますので、挑戦や再挑戦の機会を作るという点で、年2回の実施は適当であると考えています。

 受検については希望制をとっています。担任から募集の告知をしてもらうとともに、協会から送られてくるポスターを掲示板に貼り出します。受検を希望する子どもは、国語研究室を訪ねてきて、「受検案内」と「検定料納入袋」を受け取っていきます。初めて受検する子は、不安そうに「何級から受けたらいいですか」と聞いてくることもあります。そんなときは、その子の学年に合った級を紹介したり、ほかの友達の様子を伝えたりと、アドバイスをしています。検定受検に向けた学習は、子どもの自主性を尊重しています。問題集や参考書の指定、推奨はしていませんが、協会発行の書籍(『漢字学習ステップ』『漢検 過去問題集』など)を使っている子どもは多いようです。

 授業の中では、特別な漢字指導は行っていません。むしろ重視しているのは、「文章を書く機会を多く設ける」ということです。子どもは、全教科の授業毎に「自分の考えがどのように変わったのか、次は何をめざしていこうと考えているのか」などを「授業日記」(300字から400字程度)としてまとめています。1日に何回も書くことで、自らの考えをまとめること、そしてそれを文章として表すことの習慣化につながっています。漢字や語彙は単独で丸暗記するだけではあまり意味がなく、文脈の中で使いこなせてこそ本当の漢字力・語彙力となると考えています。長期休業中の読書感想文・生活作文・詩作の課題では、研ぎ澄ました語彙を駆使した秀作も多く見られます。この「文章を書く機会を多く設けていること」と「子ども一人一人が自主的に検定に向けた学習をしていること」が漢検の高い合格率につながっているのではないか、と考えています(3級・準2級の合格率は約85%です)。

 漢検の問題は、文脈の中で使いこなす力があってこそ解くことができるものだと言われています。「適切な漢字や語彙を用いて、日常的に文章を書く」ことを通じて養った漢字力・語彙力を試す機会として漢検は有効であり、今後も活用していきたいと考えています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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