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中学校

生徒全員に「基礎学力」、「表現する力」、「地道に努力を続ける忍耐力」を漏れなく身に付けさせるために

国語科 小野 映子 先生

中部 / 愛知

[私立] 星城中学校・星城高等学校

国語科 小野 映子 先生

 国語力の育成には「表現する力」、「表現できる力」が重要な鍵と考えており、生徒全員に漏れなくこの力を身に付けさせることを学校経営目標の一つに位置付けています。漢検への取り組みはその一環であり、学年ごとの学習内容に目標とする漢検取得級を明記しています(中学1年で5級、2年で3級、3年で準2級という学習目標を本校HPに掲載)。目標への到達度は全校および学年ごとに学年保護者会や職員研修などあらゆる機を捉え、仔細に報告を行い、結果検証まで含めて責任を持って推進しています。

 年2回分の検定料は学年費としてあらかじめ納めてもらっていますので、生徒がお金を持ってきたり教員が集金をする必要はありません。生徒たちはこの2回の機会を活用し、上記の目標に挑戦しています。秋の検定で挑戦し、合格点に達しなかった場合には、冬の検定で確実に合格を狙う、といった形の受検が多いようです。

 目標を明示し機会を作るだけではなく、盛り上げにも工夫をしています。検定実施日の数週間前から、国語科教員手作りのポスターを玄関・廊下・昇降口等に張り出し、イベントとして盛り上げています。漢字そのものへの興味関心を高める工夫としては、協会が主催している「今年の漢字」に投票させ、本校生徒が選ぶ今年の漢字を発表したり、協会で選ばれた一字に投票した生徒の名前を張り出すなどもしています。その際にはお坊さんに扮した教員が水黒板にその一字を書いている写真とともに名前を紹介するといった工夫も凝らしています。準2級や2級に合格した生徒は、本人コメント入りの手作りポスターを張り出すことによって、アットホームな雰囲気で讃えたりもします。

 もちろん、生徒一人ひとりへの細やかな指導も欠かせません。週に2時間とっている「漢字・文法を中心に表現力を養う授業」の際には毎回小テストを行っています。漢検準拠の副教材で範囲を指定し、読み・書きをそれぞれ10問出題し、できるまで何度でも追試を行います。漢字のような基礎学力の土台部分は、学び残しのないことが大切と考えているからです。また、検定日の直前には、過去の生徒たちの受検結果分析データを参考に「弱点補強」のための小テストも行います。例えば、「四字熟語」、「対義語・類義語」といった受検級ごとの課題領域を中心にそれぞれ出題します。全生徒が原則年2回受検しているにも関わらず高い合格率を保っているのは、本人たちの頑張りはもとより、こういった教員の地道な指導による部分もあろうかと思います。

写真:学校の様子
写真:学校の様子
 漢字学習に王道はありませんが、特定の教員のみによる指導だけに頼ることには限界があると感じています。主観による厳しすぎる採点・甘すぎる採点は、生徒たちにとって良いとは言えません。多くの人に「正しい表記」「正しい使い方」と認めてもらえる漢字活用力や表現力が、大学入試や社会人として仕事をする場面で求められると思います。そのような観点に立った時に、漢検を学校での学習プロセスの中でうまく活用していくことが解決の一法ではないかと考えています。今後も生徒全員に「基礎学力」や「表現する力」、そして地道に努力を続ける「忍耐力」を漏れなく身に付けさせるために工夫を重ねながら漢検を継続していきたいと考えています。

※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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