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中学校

「こつこつ努力する姿勢の体得」と「国語の基礎力向上」を目指して

国語科 大野 聡生 先生

中部 / 愛知

[私立] 東海中学校・東海高等学校

国語科 大野 聡生 先生

 本校は「勤倹誠実の校風」を持ち、「信念ある人・有要な社会人の育成」を理念としています。そんな中で生徒たちには、「こつこつと積み上げていくことの大切さ」を体得してほしいと考えています。
 この「こつこつ努力する姿勢を身につける」という点および、「国語の基礎力を向上する」という点から、漢検への取り組みを継続し10年目となります。検定の級や校内表彰という具体的でわかりやすい段階的な目標があることにより、漢字学習の励みにもなりますし、合格した時の嬉しさも格別の様子で生徒達は前向きに取り組んでくれています。

 中学1年~3年が毎年200名~300名程度受検し、4級・3級・準2級においては9割以上の受検者が合格しています。2005年度(平成17年度)、2006年度(平成18年度)には最優秀団体賞も受賞させていただきました。生徒の精励はもちろんですが、私たち教員も力を入れて指導をしています。
 具体的には、協会発行の『実力養成問題集ステージ』を活用し、各ステージ内各アクト単位で範囲を設定し、定期テスト・実力テスト時に出題しています。点数も15~20%程度を配分していますので、生徒たちは真剣に取り組んでいます。さらに小テストによる補完もおこなっています。また、例年3学期の検定を受検させていますが、それに向けて冬休みに「漢検対策冬季講座」も開設しており、100名程度の生徒が参加しています。
 推奨級として中1は4級、中2は3級、中3は準2級で設定していますが、既に該当級を取得している生徒にはさらに上位級の受検を勧めています。こうして中学3年生までに大学受験で出題される範囲の漢字の土台を習得させておけば、高校1年生以降には大学受験向けの漢字学習に取り組ませることが可能となります。

 受検は強制せずに希望者を募っていますが、保護者の方々の関心も高く、受検参加率は高い状態です。常用漢字の改定で学ぶべき漢字数や体得すべき語彙も増えていくと思いますので、この取り組みについては継続していきたいと考えています。

 また、昨年から「今年の漢字」への学校応募も始めました。国語分野にとどまらず、社会事情などにも総合的に目を向けさせるような取り組みも充実させていきたいと思っています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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