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高校

漢字検定を活用して大学入試で必要になる基礎学力を身につけさせています

高校国語科主任 宇都 正典 先生 / 中学国語科 田中 玲子 先生

九州・沖縄 / 福岡

[私立] 九州国際大学付属中学校・高等学校

高校国語科主任 宇都 正典 先生 / 中学国語科 田中 玲子 先生

1.本校について250px-九州国際大学付属高等学校_(140x140).jpg

 本校は地元教育関係者の「北九州にも大学進学を目指す学校が欲しい」という熱心な要請に応えるべく、1958年に全日制普通科の進学校として開校されました。開校からは進学校としての教育に軸足を置きつつも、決して受験勉強一辺倒ではない全人教育に邁進し、着実に進学実績を積み重ねてきました。おかげさまで近年では北九州市内のみならず福岡県内で最も多くの受験者数を集める学校へと成長し、皆様から「北九州に九国あり」と評価を頂いております。


2.漢字検定の取り組み

■中学校

【漢字検定について】
 中学校では漢字検定を語彙力習得の手法として活用しています。生徒には自らの考えを自分の言葉で表現することが出来る、「言葉を紡ぐことのできる人間」になって欲しいと考えています。自らの考えを齟齬なく相手に理解してもらうためには、脳内のイメージを適切に表現することの出来る豊富な語彙が必要になります。漢字は象形文字ですので、漢字そのものに意味をあります。漢字を覚えておくことはそこに付随する熟語や語彙の理解にも繋がります。そのため漢字学習は語彙の習得においてもっとも効率の良い手法だと考えています。
 その点で言うと漢字検定は生徒が目標を持って、自主的に語彙の習得に取り組むことが出来るため非常に重宝しています。また教員が生徒に語彙力がどの程度身に付いているのかを判断する客観的な指標としても漢字検定を活用しています。中学校では1年生で5級、2年生で4級、3年生で3級と学内で目標級を設定しており、目標級の全員取得を目指して日々漢字学習に取り組んでいます。


【漢字検定の合格に向けた取り組み】
〇日々の漢字テスト
 国語の授業を利用して、全ての学年で毎日漢字テストを行っています。生徒には漢字検定のテキストを1冊ずつもたせており、テスト範囲の漢字の書き取り200字を前日の宿題として課しています。
 最近では生徒の「聞く力」も育成していきたいと考え、漢字テストの問題を読み上げ、指定された漢字を答えるという取り組みも行っています。

〇漢検チャレンジ教室
 検定日までの1週間は放課後に希望者を対象とした勉強会を開催しています。生徒には過去問題に取り組ませ、教員が自己採点後の答案をチェックし、苦手分野等に応じたアドバイスをしています。部活などで時間のない生徒に関しては過去問を持ち帰って、自宅で学習できるような体制も整えています。


【漢検の効果】
 漢字検定を始めて、16年目になりますが合格率は年々上昇傾向にあります。また今年に関しては2年生で2級を取得した生徒もおり、上位級の取得を目指す生徒が全体的に増えてきています。漢検に限ったことではないかもしれませんが、努力の結果が形になるという成功体験が生徒の向上心に繋がっていると感じています。
 また漢字検定は国語教育のなかでも、生徒が抵抗感を示しがちな漢字学習の動機付けにも繋がっていると感じています。生徒が楽しみながら国語の授業に取り組んでくれていることが成績の向上にも繋がっているのではないかと考えています。


■高校

【高校での漢字学習の意義】
 個人的な願いになるかもしれませんが、生徒には将来、自らが思考したことを検証したり、他者の意見を聞き、情報を取捨選択したりすることの出来る、「自らで考え、行動することの出来る人間」になって欲しいと考えています。また国語科の教員としては素晴らしい文章を読んで感動したり、自ら文学的な作品を創作したりすることの出来る素養も身に付けて欲しいと考えています。思考力や文学的素養を育む土壌となるのが豊富な言葉の知識だと私は思います。大半の生徒たちにとって高校は言葉について集中的に学習する最後の期間になります。高校の間にしっかりと漢字学習に取り組み、抽象的な概念を表す高度な言葉を身に付けておくことは、生徒の将来にとって大きな意義があると考えています。

【漢字検定について】
 九州エリアの進学校では九州大学を筆頭に国公立大学への進学者数が、学校に対する評価の大きな判断基準となります。本校においても国公立大学への進学には力を入れており、国語科でも体系的な小論文指導など、大学進学を見据えた教育を行っています。
 漢字検定に関しては高校では大学入試で必要になる基礎学力を育成する手法として活用しています。夏と冬に漢字検定を実施しており、毎年1,000名を超える多くの生徒が受検しています。高校から入学してくる生徒も多いので、目標級は1年生で3級、2年生で準2級と設定しており、漢字検定のテキストや夏休みの漢字の書き取りの宿題などで合格に向けた対策を行っています。

【漢検の効果】
 漢字検定は目標の達成に向けて自ら計画を立てて、勉強するという大学入試と類似したプロセスを経験する機会になっていると考えています。また本校では漢字検定で不合格になった際に諦めてしまうのではなく、もう一度挑戦してみるようにと声掛けを行っています。一度で諦めず、挑戦し続ける習慣を身に付けさせておくことが、大学入試の結果を大きく左右する「最後まで諦めない心」の醸成に繋がっていると感じています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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