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高校

早期に漢字力を身につけさせるために、漢検を活用しています

広報部長・国語科主任 原 政幸 先生 | 国語科 渡辺 心 先生

九州・沖縄 / 佐賀

[私立] 早稲田大学系属 早稲田佐賀中学校・高等学校

広報部長・国語科主任 原 政幸 先生 | 国語科 渡辺 心 先生

1.特色ある教育内容

 早稲田大学7番目の附属・系属校である本校は、大隈重信の生誕の地である佐賀県に2010年4月に開校しました。日本という枠を超えた「グローバルリーダーの育成」を目標に掲げ、国際人として世界で活躍できる人材の輩出を目指しています。このような人材を育成するためには、日本の伝統と文化を正しく理解する能力を身につけさせることが必要不可欠です。そのため、本校では中学生の早い段階から、文語や漢字に親しむ機会を多く設けています。

 具体的には、「百人一首」の暗記や、論語の言葉を百人一首の形式にした「論語カルタ」の素読などが挙げられます。いずれの取り組みも、中学1年生から取り組んでいます。中学1年の段階では、和歌に詠まれた作者の心情や、論語に書かれた意味を理解することは難しいかもしれません。しかし、言葉を学ぶことに抵抗の少ない時期から古典に親しむことは、将来必ず役に立つと考え、このような取り組みを継続しています。

2.漢検の取組概要

(1)実施目的と取組内容
 漢検は、早期に漢字に親しみ、国語の基礎である漢字力を身につけさせるために、中学1年生から活用しています。2011年度は、中学1年生が全員、他学年では希望者を募って受検しました。受検級の目安として、中学1年生で4級、2年生で3級、3年生で準2級取得を目指すように伝えています。中には、学年目標級より上位級に合格できる実力の生徒もいます。しかし、漢字力の定着のためには、合否ラインぎりぎりでの合格ではなく、最低でも8割以上の得点での合格が望ましいと考えています。そのため、力を蓄えてから受検するように指導しています。

(2)漢字の学習方法

 入学時に協会発行の『漢字学習ステップ』の4級および3級を全員が購入します。この『漢字学習ステップ』の2ページ分をテスト範囲として、毎時間小テストを実施しています。間違えた漢字は、「漢字やり直し用紙」に20回ずつ書き直すよう指導しています(プリント1参照)。定期試験の際は、『漢字学習ステップ』の約40ページ分をテスト範囲として、20問出題しています。間違えた漢字は、小テストと同様、20回ずつ書き直すようにしています(プリント2参照)。
 また、日々の課題として1週間に漢字800字を専用のノートに書き、週1回必ず提出するようにしています。さらに、検定直前になると、漢検の過去問題を宿題として12回分程度解くようにし、各自で採点して提出するようにしています。このように、「漢字は書いて覚えるもの」という指導を徹底しています。

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3.漢検実施後の効果

 漢検を実施した後は、特に学習意欲面において効果が顕著に表れています。具体的には、教員や先輩に、どのような漢字が出題されるのか尋ねたり、問題集を見せてくださいと依頼したりするなど、意欲的に漢字学習をするようになりました。さらなる上位級を目指そうと、向上心も高まっているようです。中には、最上位級の1級や準1級の難読漢字に興味を持ち、自ら辞書で調べる生徒も見受けられるようになりました。
 今後も全校規模で漢検に取り組み、書くことを通じて漢字力の定着を図っていきたいと考えています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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