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【NEW】“言葉の力”の基盤を形成する語彙を習得してほしい

国語科主任 武井 秀行 先生

関東 / 東京

[私立] かえつ有明中・高等学校

国語科主任 武井 秀行 先生

◆すべての学習の基礎となる語彙

 本校は“言葉の力”を重視しています。“言葉の力”とは、知っている語彙を組み合わせて、するどく、豊かな思考を展開する力のことです。語彙を組み合わせることで意味が生じ、思考が生じ、表現したい世界観が出来上がってゆきます。語彙単体を知っているだけでは意味を成しませんし、語彙を知らないと思考ができません。語彙、つまりは“文字と意味の概念”を沢山知っていることが、“言葉の力”の基盤を形成するのです。語彙を習得していく営みは、すべての学習の基礎となります。
 生徒たちにはまず、「書いてあること」「相手の伝えようとしていること」をまちがわずに理解できる基礎的な語彙力を、14,15歳頃までに習得してほしいと考えています。

◆語彙力を伸ばすために漢検を導入

 本校では、生徒たちの語彙力を伸ばすために、教育ツールのひとつとして漢検を導入しています。中学時代は、検定のように「時期」や「出題範囲」が決まっているものに取り組ませやすい時期です。教員が目標に至る道筋を示すことで、生徒は前向きに努力をしていきます。そして合格すれば公に認められた資格が手に入ります。このような特徴を持つ漢検を活用することで、生徒たちは達成感を得ることができ、高い学習効果が期待できると考えています。
 実施は年3回で、中3までに3級合格以上を目標としています。学期に1回は受検可能なため、1度不合格であっても期間を空けずにチャンスを与えることができ、モチベーションの維持に効果的です。

◆生徒たちの意欲を引き出す働きかけ

 各自の自由意志を尊重しているため、あえて強制参加にはしていません。しかし、中学生のほぼ全員が受検をしています。
 前述した、“言葉の力の基盤となる語彙力をしっかりと育むこと”の重要性を、国語科の教員はもちろんのこと、管理職から他教科の教員まで共通認識を持っているため、学校全体として、生徒たちの意欲を引き出す働きかけができています。例えば、担任が生徒と面談をする際には必ず漢検のことを話題に出すようにしています。そのため生徒たちは検定を身近なものとして捉え、“受けるのは普通”と感じているようです。担任の全面的な協力があってこその参加者数の多さだと思っています。
 また、取り組みを継続するためには、できるだけ教員に負担がかからないようにすることが大切です。実施の一連の流れはある程度パターン化しています。
 今後も、中学生の時期に語彙力を形成させる有効なしかけとして、漢検に取り組ませていきたいと考えています。


学校紹介

学校長 嘉悦 克 先生
生徒数 1059名

「かえつ有明」は、「真に必要な力」が何であるかということを探るべく、「生き方の原点」に立ち返り、新しい未来を創出する人を育て、そして、来るべき社会に貢献できるリーダーの育成こそが最大の責務であると考えます。そのためにも、これからの社会で必要とされるクリティカルシンキング、プレゼンテーション、ファシリテーションを取り入れた学際的なプログラムに基づく、本校独自の全人教育が必要であるというのが、本校のひとつの回答です。
「かえつ有明」のビジョンにゴールはありません。常に改革を図り、進化し続けていきます。これまでに実践してきた全人教育は、独自のカリキュラム「サイエンス」をはじめとする多彩な学習カリキュラムや部活動にまで浸透しているため、生徒一人ひとりの心に根ざし、生涯を通して深化し続けていくと考えます。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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