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高校

漢検全員受検で「学びたいと思ったときに学べるための基礎力」を養う

校長 竹村 精治 先生

関東 / 東京

[公立] 東京都立日本橋高等学校

校長 竹村 精治 先生

あらゆる進路に必要な漢字力

 本校の卒業生の進路は、大学や専門学校に進学する生徒、就職する生徒など、多種多様です。しかし、いずれの進路を選択するにせよ、言葉の力を身に付けていることは大変重要になります。学びも仕事も人と人とのコミュニケーションが不可欠だからです。言葉を使う力の基盤として、まずは語彙や語句を理解していることが必要です。語彙や語句が不足していると、相手のメッセージを理解する場面(聞く、読む)では深く思考することができず、自分のメッセージを伝える場面(話す、書く)でも表現の幅が狭くなってしまいます。そして、日本語の語彙や語句の多くは漢字で構成されています。漢字の知識を蓄え、正しく使えることが大切なのです。
 本校では、漢字能力を全ての生徒に等しく身に付けてもらうべく、1~2年生全員で漢検を受検しています。年間行事のひとつとして位置付け、毎年第3回(冬)検定で実施しています。この取り組みについては、学校経営計画の中にも明記されています。日頃の漢字指導として、漢検に準拠した副教材を使い、朝のホームルームで漢字小テストを実施しています。週2回の実施で、年間回数は80回を超えます。1~2年生の間に5級~2級までを終わらせます。また、間違えた問題は、テスト用紙の裏面に10回練習させて提出させます。テストの点数はもちろん、この提出物の有無も、学期末の現代文の評定に加味しています。このようなインセンティブの仕組みで、生徒たちの学習意欲を喚起しています。

全員受検による効果

 漢検の全員受検を開始してからは、合格者数が増加したのはもちろん、合格率も上がってきています。最近では、2級の合格者も目立つようになりました。自分の漢字力に自信がなく、自主的には受検しなかったであろう生徒も、全員受検にしたことによりしっかりと合格しているということに他なりません。確実に効果が出始めています。
 かつての本校では、授業中も落ち着きがない生徒が見受けられました。漢検への取り組みをはじめとする様々な改革を行った結果、最近の学校は落ち着きを取り戻しつつあります。今後の課題は、家庭での学習時間をいかに確保するかです。大学全入時代を迎え、今後は本校の生徒の大半が、大学への進学を目指して学んでいくことになるでしょう。生徒たちに学ぶ目的を伝え、ますます学習意欲を喚起していく必要性を感じています。
 漢字を学ぶ目的とは何か?それは、入学試験や就職試験を突破するためではありません。今後の生涯の中で、いつかきっと学ぶことの大切さに気づく瞬間、学びたいと感じる瞬間があるでしょう。その時に、一定以上の漢字力がなくては、何も学び取ることができません。「学びたいと思ったときに学べるための基礎力」として、漢字力は必要不可欠なものです。漢字を学ぶことは、人生を生き抜くうえで欠かせない、本質的な学びなのです。


学校紹介

校長:竹村 精治 生徒数:682名

校舎外観 本校は、昭和15年、東京府立第十七中学校として東京市向島区寺島町に創立されました。様々な教育活動を通して、チャレンジすることにより、自分の能力・適性を発見し、それを伸ばしていける生徒を育成する学校経営をしています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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