中学終了迄に準２級、高校卒業迄に２級取得を目指す。／高校／埼玉

　漢字能力検定の合格はゴールではありません。あくまでも出発点です。小論文指導をしていて実感するのは、最近の生徒達は素晴らしい感性があっても、それを表現するのにふさわしい言葉を知らないということです。ですから漢検の受検は、単なる漢字の試験という位置付けではなく、広く日本語の運用能力の向上のため、大きな役割を持っていると位置付けています。語彙力を身に付けた上でそれをどう駆使していくかが重要です。全ての科目の基礎となるものであるとも認識しております。
　目標は中学終了時に準２級、高校卒業時に２級を全員が合格認定されることです。保護者の理解も重要で、詳細な案内を何回か出しています。目標を明確化することで、生徒全員の力が着実に向上しつつあります。受検の結果として合格認定されなかった生徒には、次回に再挑戦するように促し、合格認定された生徒についてはさらに上級に挑戦するように促しています。

※掲載内容（所属団体、役職名等）は取材時のものです。

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