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高校

生徒たちに資格を持たせたい。本年度より「検定・資格取得支援制度」を創設。

国語科 主任 小出 佳明 先生

中部 / 愛知

[私立] 名古屋大谷高等学校

国語科 主任 小出 佳明 先生

 本校が漢検の校内実施を始めてから18年になります。漢検を導入する前は、学校独自の漢字検定試験を10段階のレベル設定で全生徒に実施していましたが、テキスト作成・試験問題作成・採点・指導・追試問題作成等で多くの手間がかかっており、その後の漢字指導の方策を思案している時に漢検を知りました。「学外でも認められる検定資格を活用するのも一法ではないか」との考えから、学内試験を発展的に解消し、それにかえて漢検の校内実施を始めたというわけです。

 このように、漢検導入の目的の1つが、漢字力、ひいては国語力の向上にあることは言うまでもありませんが、もう1つの大きな目的は、生徒たちに入試や就職の際に有利になる資格を持たせたいということです。漢検・英検・数検といったよく知られている検定は、多くの大学が入試で評価をしていますし、漢検資格を入社条件等の1つとする会社、選考上のポイントの1つとする会社も増えてきているからです。そのようなこともあり、本校の進学クラスにおいては、クラスの4分の3以上が漢検に挑戦するといったことも当たり前になってきています。また、国公立大学に合格する生徒の多くは、漢検・英検・数検の3検定で2級に合格しています。さらに、スポーツ推薦で大学に進学する生徒の基礎学力を証明する資格としても漢検や英検は有効だと聞いています。

写真1:検定合格者掲示板
写真1:検定合格者掲示板
 生徒たちへの漢検の周知は、クラス担任と国語科教員が協力して行っています。クラス担任は、学校独自の募集要項を全生徒に配布します。そして、国語科教員は授業の時に漢検の進路上の効能や漢字を学ぶ意味について説明しています。また、合格者氏名は級にかかわらず廊下の掲示版に貼り出し、励みになるようにしています。このような働きかけが功を奏し、この18年間、常に多くの生徒たちが漢検に挑戦しています。

 ただし、前述しましたように学校独自の教育施策の代替策として始めた検定ですので、さらに1人でも多くの生徒に受検してもらいたいという思いがあり、今春より「検定・資格取得支援制度」を創設しました。漢検・英検・数検・各種商業系検定など、それぞれ定める級に合格した生徒に対して受検料を全額支援するという制度で、検定受検による経済的負担を減らすとともに、合格した生徒がさらに高い級に挑戦しやすくすることを意図したものです。この制度がスタートしたこともあり、この春の漢検受検者は昨年度の春の1.2倍になりました。受検者数が多く、6教室(準2級と3級は2教室ずつ、2級と4級は1教室ずつ)を使用して実施したほどでした。

写真2:学校の様子
写真2:学校の様子
 漢検などの認知度が高く流通性のある検定は、全国的な視点で自分の実力を試せるものであり、同時にその資格が実力の証明となり、進学時や就職時のメリットともなります。あまり社会的に知られていない検定ではそのようなわけにはいきません。生徒たちにもその点を説明し、積極的に挑戦するように勧めており、教員が力を合わせ、さらに受検者・合格者を増やすべく尽力していきたいと考えています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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