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サロン人として必要な日本語の力を学生に身につけてほしい

理事長 髙添 陽一 氏

近畿 / 大阪

[専門学校] 西日本ヘアメイクカレッジ

理事長 髙添 陽一 氏

 本校が育てたい「サロン人」とは、理美容を通じてお客様に無限の価値を提供することで社会に貢献できる人物です。ですから、本校の学生たちには理・美容師としての高い技術はもちろんのことですが、社会人として必要な基礎学力や常識、マナーも兼ね備えてほしいと考えています。中でも言葉の力、特に、日本語を正しく使いこなせる力は身につけてほしいと考えています。理美容の世界では、お客様との信頼関係を築くためのコミュニケーションが欠かせません。それは来店中の挨拶や会話だけでなく、来店後にお客様へ御礼の手紙を送ることも含まれます。手書きの文字はその人の心が表れます。ですから、パソコンで打ったものよりも、たとえ美しい文字でなくても、丁寧に正確に書いた文字で手紙を送ることで、お客様への感謝の気持ちはより伝わるのです。つまり、「読む」、「書く」、「聴く」、「話す」すべての力が大切だと言えます。
 本来、最低限の日本語の力は小、中、高校での教育段階で身につけてほしい「基礎学力」であると言えます。しかし、残念ながら、本校に入学する学生の中には、義務教育で習っているはずの語彙や漢字の力が十分身についていない者も見受けられます。そこで、本校では、「即戦力育成カリキュラム」の中で「漢検」受検を目標に掲げ、学生たちが常用漢字を使いこなせる程度の能力を身につけられるよう指導をしています。受検した学生からは、「勉強は難しかったが、忘れていた漢字や言葉を勉強しなおすことができてよかった。」という声も上がっていて、手ごたえを感じています。また、現場の技術指導にあたる教員にとっても漢字の重要性を再認識できる機会となりました。
 漢検の学習を通じて身についた学習の仕方や習慣は、理・美容師の国家試験の勉強をする上でも役に立つでしょう。漢検を通して学ぶことの楽しさを知った学生が、一流の「サロン人」を目指して、さらに勉強や実習に励んでくれることを期待しています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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