今年の漢字ベストテン | 応募概要 | 1995〜2001の漢字 | 応募者の声

2002年は「帰」の年

 財団法人日本漢字能力検定協会(本部:京都市/理事長:大久保昇)は、漢字の奥深い意味を伝授する活動の一環として、毎年年末に全国公募による1年の世相漢字を決定しておりますが、本年も10月中旬から12月2日まで、2002年を表す世相漢字を全国より募集しました。
 その結果、過去最多の60,144通の応募を得、「帰」が3,518票(5.85%)を集めて1位になりました。
 つきましては、2002年「今年の漢字」を「帰」と決定いたしました。

 「帰」を選んだ理由には、日本経済がバブル以前の水準に戻ったこと、昔の歌や童謡のリバイバル大ヒットなどをはじめとする回帰現象が起こって、すべてが昔に帰って行ったという印象を持ったことや、北朝鮮に拉致された5人が24年ぶりに帰国したことなどが多く挙げられています。

 すべてが昔に帰って行ったという印象を持った背景には、株価や商品の価格が昔の水準に戻ったことや、「ワールドカップのテレビ観戦と不景気で早く帰宅する人が多くなった」、「アザラシのタマちゃんが海へ帰ることを日本中が祈った」、「ノーベル賞を受賞した田中さんの謙虚さに日本古来の奥ゆかしい心を思い出した」など多岐にわたる出来事が挙げられており、長引く不況に“今こそ原点に帰ろう”“原点に立ち帰り一からやり直す年”など、原点回帰に将来の希望を託す意見が多く見受けられました。
 また、北朝鮮に拉致された5人が24年ぶりに帰国したことを理由に挙げる人々も多く、2位以下の漢字についても主な理由になっていることから、2002年を象徴する出来事として多くの人々に強い印象を与えたことがわかります。

 このような人々の思いを「帰」の一文字に託して、12月12日の「漢字の日」に日本を代表する寺「清水寺」の森清範貫主に大きく揮毫(きごう)していただき、清水寺「奥の院」のご本尊・千手観世音菩薩に奉納する儀式を行いました。これにより、「帰」に託された今年の世相が清められ、来年こそ明るい年になることを願ってやみません。なお、揮毫された「帰」は大晦日まで、清水寺の本堂に置かれ、一般の方々に披露されます。

 また、この行事は「漢字の日」(12月12日=いい字一字)の年中行事に位置付けております。国民の皆様が、今年の世相とともに漢字の持つ奥深い意味を認識していただくことを願っております。



●「今年の漢字」揮毫について

 揮毫者   清水寺貫主  森 清範様
 揮毫台紙  縦,1,500mm×横 1,300mmの和紙

●本行事は12月12日「漢字の日」(日本記念日協会認定)の年中行事です
「漢字の日」主旨
 年に1日、「漢字の日」を定め、漢字に対する関心を深めて日本語の中核となる
 漢字が持つ奥深い意味を学ぶ機会を創出し、同時に日本文化への認識を深める。

 →12月12日(いい字一字)
  日本人ひとりひとりが毎年、「いい字」を少なくとも「一字」は覚えて欲しい
  という願いを込めて、12月12日を「漢字の日」とする。
 →年中行事
  毎年、全国公募により世相を表す漢字一字を決定することで、1年を振り返りながら
  漢字一字に込められた奥深い意味を認識する機会を創出する。

 

 


  
順 位 漢   字 人数(60,144=100%)
第1位 「帰」(キ、かえ、かえ 3,518人( 5.85%)
第2位 「北」(ホク、きた) 2,117人( 3.52%)
第3位 「拉」(ラツ、ラ、ロウ、ひし、ひしゃげる)      2,057人( 3.42%)
第4位 「愛」(アイ、いとしい、めでる、おしむ、まな、う 2,033人( 3.38%)
第5位 「蹴」(シュウ、シュク、け)             1,570人( 2.61%)
第6位 「疑」(ギ、うたが 1,305人( 2.17%)
第7位 「賞」(ショウ、ほめる、めでる 1,245人( 2.07%)
第8位 「乱」(ラン、みだれる、みだ)            1,089人( 1.81%)
第9位 「迷」(メイ、まよ  939人( 1.56%)
第10位 「偽」(ギ、いつわ、にせ)  938人( 1.56%)
第11位 「国」(コク、くに)  764人( 1.27%)
第12位 「忍」(ニン、しの、しのばせる  734人( 1.22%)
第13位 「不」(フ、ブ)  662人( 1.10%)
第14位 「耐」(タイ、たえる  633人( 1.05%)
第15位 「再」(サイ・サ、ふたた  632人( 1.05%)
第16位 「絆」(ハン、バン、きずな、ほだ  619人( 1.03%)
第17位 「和」(ワ、オ、やわらぐ、やわらげる、なご  607人( 1.01%)
第18位 「癒」(ユ、いえる、いやす  601人( 1.00%)
第19位 「朝」(チョウ、あさ)  547人( 0.91%)
第20位 「涙」(ルイ、なみだ)  529人( 0.88%)
全応募者数 60,144人



  
募集期間 2002年10月10日(木)〜12月2日(月)
募集方法 全国の新聞・雑誌、インターネットにて募集告知
団体応募のための応募箱設置
(全国の小中高等学校、書店、清水寺など123ヵ所に設置)
募集内容 2002年の世相を表す「今年の漢字」一時と、 選んだ理由を明記の上、ハガキ・FAX・ホームページ・応募箱で応募
応募総数 60,144通
 は が き  19,168
 F A X   3,010
 応 募 箱  20,138
 インターネット  17,828
 合 計  60,144
 



※下記すべての写真の無断転載、複製を禁じます。
1995年「震」
阪神・淡路大震災や、オウム真理教事件、金融機関などの崩壊などに“震えた”年。
1996年「食」
O−157食中毒事件や狂牛病の発生、税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発。
1997年「倒」
山一證券など大型倒産の続出や、サッカー日本代表が並いる強豪を倒してワールドカップ初出場決定。
1998年「毒」
和歌山のカレー毒物混入事件や、ダイオキシンや環境ホルモンなどが社会問題に。
1999年「末」
世紀末、1000年代の末。
東海村の臨界事故や警察の不祥事など
信じられない事件が続出して、「世も末」と実感。
来年には「末広がり」を期待。
2000年「金」
シドニーオリンピックと
パラリンピックでの日本選手の金メダル。
金大中氏と金正日氏の“金・金”首脳会談が実現。
国民的アイドル「きんさん」のご逝去。
新500円硬貨と二千円札の発行。
「金」に新時代の到来を感じ、
「金」の文字に21世紀への夢や希望を託した。
2001年「戦」
米国同時多発テロ事件で世界情勢が一変。
リストラ、失業、デフレ、狂牛病との戦いで、生活そのものが戦場なのに、対テロ戦争、炭そ菌との戦い、世界的な不況との戦いが始まり、毎日が戦々恐々。
小泉首相も構造改革の抵抗勢力と戦い、イチロー選手や高橋尚子選手も戦いの末、大記録を樹立して‥‥
すべての出来事に「戦いの世」を実感。見えない明日、見えない敵、自分自身とも戦った年。


   
  
2002年「今年の漢字」に「帰」を選んだ理由
(応募者の記述をそのまま抜粋します)
●株価が昔の水準に戻り、失業が大きな社会問題になっている。今こそ、生活の原点に立ち帰って、人間らしい暮らしとは何なのか、考えてみる時代ではないだろうか。(長崎県/49才/女性)

●「北朝鮮からの帰国」と「日本経済がバブル前に帰ってしまったこと」(大阪府/40才/男性)

●今年も様々な事件があった中で、印象に残ったのは、拉致問題で拉致された5人の方々が帰国された事です。また、この漢字にこめた気持ちとして、食品の偽造をはじめ企業、官公庁の不祥事に対して「初心に帰って誠意を持って仕事をしてほしい」と思っています。(神奈川県/22才/女性)

●商品の価格も給料も下がって日本全体が昔に帰ったみたい。私たちの心も昔に帰りたい。(千葉県/22才/男性)

●北朝鮮に拉致された方々の帰国と、不景気で早く自宅に帰る人が多くなったこと。歌も昔はやった曲がリニューアルされてよく歌われるようになりました。昔に帰る。(大阪府/51才/女性)

●日本経済の低迷が続き、道交法も改正され飲酒運転罰則強化、W杯のテレビ観戦のため、早く帰宅する一年でした。(三重県/41才/男性)

●主人の給料が昔に戻り、昔の歌が流行りました。ノーベル賞の田中さんはとても謙虚で、昔のゆかしい日本を思い出しました。みんな昔に帰って、日本人は田中さんのように、心ゆかしい日本人に帰るべきと思います。(東京都/54才/女性)

●音楽界で「亜麻色の髪の乙女」や「大きな古時計」などのリバイバルヒットが多く、昔へ帰っているように思えたから。(大分県/15才/男性)

●多摩川に迷い込んだヒゲアザラシのタマちゃんの仲間のたくさんいる海への帰りを、日本中が願ったことと、商品の値段が昔に帰ったこと。給料も‥‥。(埼玉県/38才/女性)

●失業者が増えて、株価が暴落。もう一度、昔に帰ってよく見なおしてみようということから。(長崎県/30才/男性)

●北朝鮮拉致事件の被害者が帰ってきた。それと、好景気が一刻も早く帰ってきてほしい‥‥という願いを込めて。(宮城県/14才/女性)

●今年はなんと言っても拉致問題に尽きます。被害者の永住帰国と残された家族の早期帰国を願わずにはいられません。来年の漢字は祝になるように‥‥。(高知県/47才/男性)

●不景気と大企業や官公庁のいろいろな不祥事、何事も原点に帰ろうという意味で選びました。(福岡県/51才/女性)

●日本の経済はバブル前に「帰」ってしまった。不景気で、会社からまっすぐ「帰宅」の生活が続く‥‥ので。(埼玉県/45才/男性)

●今年は歌などでも、リバイバル、カバー曲が多かったので、いい時代にかえる、という願望が私達の中にあるのでは‥‥と思い選びました。(京都府/26才/女性)

●2002年は北朝鮮による拉致被害者が「帰国」。長引く不況で、原点に「帰」った政策が求められる。ワールドカップでサラリーマンの「帰」宅早まる。ジャイアンツ松井はメジャーで活躍し、日本へ「帰」ってきて欲しい。(福島県/25才/男性)

●物の値段が下がって、昔の歌が流行って‥‥まるで昔に帰ったみたい。また、ノーベル賞受賞者の田中さんの、日本人が本来持っているであろう素朴さや謙虚さを見て、今の日本人の忘れている和の心に帰るべきと思ったから。(大阪府/26才/女性)

●株価がバブル前に帰ったことと田中長野県知事の復帰当選。 (兵庫県/36才/男性)

●不況で残業が減ったお父さんの早い帰宅。節約やスローフードなど1960年代の生活が見直されていることから。(福島県/37才/女性)

●今年は歌などに代表されるように、リバイバルものが多かった気がします。あと、去年のテロ事件で少なくなった観光客が国内に帰ってきました。もちろん沖縄にも!(沖縄県/29才/男性)

●拉致された人達が帰ってきたから。自分達はちょっと前に帰ってやり直したほうが良い年だった。みんな帰って行ってしまった。(秋田県/14才/女性)

●アフガニスタンに帰ったカルザイ議長の下で国の復興が本格化した。田中真紀子、辻元清美らが議員バッジをはずして普通の人に帰った年であった。(東京都/41才/男性)

2位〜5位 を選んだ理由
2位「北」を選んだ理由
拉致、核、不審船…明かされはじめた北朝鮮の実態。
不況で日本経済にも北風が吹いた年。


●拉致、核、国交など様々な問題が発生し、そこから今まであまり知られてこなかった北朝鮮の実体が暴かれだした。日本と北朝鮮の駆け引き、この先の動向が非常に気になる。(大阪府/27歳/男性)

●北朝鮮の北、不景気で北風(冷たい風が吹くイメージ)、冬が早く到来し北風が吹くのが早かった…等等(東京都/29歳/女性)

●たぶん北朝鮮の物とみられる不審船事件に始まり、その北から拉致被害者の帰国、20年以上のシリーズが完結したテレビドラマ「北の国から」など、なにかと「北」というキーワードが多かったので。(京都府/35歳/女性)

●今年一番のNEWSの元「北」朝鮮。極「北」ともいえる不況。(神奈川県/40歳/男性)

●日本経済も不景気で、北国のように冷え切っています。肌寒い北に別れを告げたいと思い、迷わず「北」を選びました。(大分県/66歳/女性)


3位「拉」を選んだ理由
北朝鮮の拉致問題が連日メディアを騒がせて、いやおうなくこの字を覚えさせられた年。


●北朝鮮との拉致問題、新聞、テレビ等で「ら致」だったのが「拉致」と表記されるようになった事、そして、世界のテロリストの勢いを「拉ぐ」ことができたらなと。(東京都/27歳/女性)

●上半期はご当地拉麺ブーム、下半期は拉致事件。(埼玉県/37歳/男性)

●北朝鮮拉致問題はもちろん、ラーメン(拉麺)ブーム、うまいラーメン店をメディアがとりあげることを競った。同等に述べることはできないが「拉」は今年を象徴する。(滋賀県/41歳/男性)

●ふだん「拉致」などという漢字はなかなか書けないと思うが、北朝鮮による「拉致事件」が連日テレビ、新聞で報道されるようになり「手へんに立つ」という漢字をいやおうなしに覚えさせられた年だったと思う。来年にずれこむだろうが両国の関係がどう進展するのか気がかりな事である。(埼玉県/68歳/男性)

●拉致事件の衝撃的な事実が明らかに…戦後57年も不正常な状態が続いてきた日・朝関係の悲しい出来事の一つといえる。(徳島県/73歳/男性)


4位「愛」を選んだ理由
暗いニュースの多い中、愛子様の笑顔に癒され、北朝鮮拉致家族の帰国で家族愛を実感。

●今年も暗い話題の多かった中、愛子さまフィーバーで癒されたと思うから。北朝鮮問題でも、家族愛・親子愛の大切さを改めて感じた。一番大切で、なくしてはならないものだと思う。(埼玉県/26歳/女性)

昨年暮れ、愛子様が誕生されて以来、テロ等であれていた心が少しずついやされてきた様に思います。夏休みに日本中を動物愛に包んだ「タマちゃん」や、インドから愛を届けに送られる象。動物愛から人間愛へとずーっと続けばいいなあと思います。(熊本県/31歳/女性)

拉致家族には、“愛”があったから。愛子様がもうすぐ1歳!日本中がほっとできる笑顔とバイバイのポーズがかわいかったから。(福岡県/40歳/女性)

天皇家の愛子様の笑顔。北朝鮮拉致家族の家族愛、言いたいことも言えない北朝鮮へ残してきた家族へのもどかしい愛。新任原監督の優勝コメント「ジャイアンツ愛」。(千葉県/29歳/男性)

愛子さまの「愛」、原新監督率いる巨人の「巨人愛」の「愛」、北朝鮮拉致問題で残された家族との家族「愛」、「愛」らしい姿で、広く国民に「愛」されたタマちゃん等の理由から、今年の漢字は「愛」だと思いました。(埼玉県/16歳/男性)


5位「蹴」を選んだ理由
世界中が“蹴る”男たちに釘付けになったサッカーW杯。
不景気もボールと一緒に蹴とばしたい…。


●サッカーW杯に明け暮れた6月。世界中が注目したのは、「蹴る」男たち。人気者になったドイツのGKカーンも「守る」というより、相手方のボールが入らぬようにゴール内からボールを「蹴り」出した功績で評価された。(静岡県/48歳/女性)

今年はワールドカップが日本と韓国で開催され、国を挙げての各国の選手の歓迎とサポーターの来日に賑わいました。また、韓国との友好も深まったように思います。(福岡県/73歳/男性)

サッカーW杯が開催されたと同時に、不況やリストラ、就職難など、いやなことを「けとばしたい!」という方も多いのではないでしょうか。(福岡県/38歳/女性)

今年の話題と言ったらやはり、サッカーワールドカップだと思います!日本の躍進には感動と勇気をもらった人も多いと思います。不景気もボールのように蹴っ飛ばしたいものです…(東京都/22歳/男性)
 


6位〜10位を
選んだ理由

6位「疑」を選んだ理由
政界の疑惑、拉致疑惑、食品業界への疑惑…。
すべてを疑い、構造改革にも疑問を感じた年。


●ブッシュさんのイラク攻撃は平和のため?拉致問題での北朝鮮および対応する外務省のやりとり等なにもかも疑いたくなる。(香川県/52歳/女性)

●疑惑で始まり疑惑で終わるような今年です。政治家の疑惑、食品疑惑、拉致疑惑、核疑惑、人間同士まで疑う様な世の中に感じます。(兵庫県/60歳/女性)

●「疑惑の総合商社」鈴木宗男容疑者の逮捕や食品業界の偽装事件により消費者に疑う心が広がった事、世界で多発するテロや凶悪な犯罪により疑心暗鬼の世の中に陥った一年だったから。(福岡県/22歳/男性)

●日本経済に対する政府の政策、対応への疑惑と、小泉首相の構造改革そのものへの疑問があるから。(奈良県/19歳/女性)

●政界の「疑」惑(秘書疑惑、収賄疑惑等)。そして北朝鮮の拉致問題から生じた拉致被害者の方の生死の「疑」問点。核「疑」惑。全てが「疑」わしいと感じる1年でした。(埼玉県/50歳/男性)



7位「賞」を選んだ理由
ノーベル賞ダブル受賞の快挙、ベルリンマラソン金メダルなど、数々の賞が明るい話題に。


●小柴昌俊さんと田中耕一さんが今年のノーベル物理学賞、化学賞を相次いで受賞したことは、わが国の科学水準の高さを改めて示しました。この成果を次代に伝えるために、「賞」を選びました。(兵庫県/72歳/男性)

●ノーベル賞受賞者2名やベルリンマラソン高橋尚子選手の連覇・アジア大会の各選手の活躍などがあったから。拉致や長引く不況で暗いニュースが多いので、せめて今年の漢字くらいは明るい文字にしたかった。(埼玉県/36歳/女性)

●2年連続のノーベル賞の受賞及び拉致被害者5人の帰国。特に、後者の5人には、よく耐えてきました賞を贈りたいとの気持ちをこめて・・・ (大阪府/32歳/女性)

●日本で初めて同時に2名受賞のノーベル賞。世界新で金メダルの水泳。久しぶりのマラソンでのベルリンマラソンの金メダル。暗い日本に明るい話題を提供してくれた数々の賞。それで選びました。(東京/64歳/男性)

●日本の経済も低迷するなか、今年はワールドカップに沸きました。結果はともかく、優勝トーナメント出場の快挙には一等賞をあげたい。それに忘れてはならないのが、なんと言ってもノーベル賞のW受賞。ここ数年、暗い漢字ばかりなので、明るく来年に向けて弾みをつける意味で・・「賞」。(兵庫県/43歳/男性)



8位「乱」を選んだ理由
政治、経済、倫理感…すべてが乱れに乱れた一年。
W杯でも、国を挙げて狂喜乱舞した。


●経済不安、就職不安、凶悪事件発生、乱れに乱れている現代の日本。(鳥取県/62歳/男性)

親が子を、子が親を殺す家庭の乱れ。教師と生徒が不信反目学校の乱れ、大人から子ども(少年)犯罪多発の社会の乱れ、株価は低下し景気は回復せず経済の乱れ、拉致事件をはじめ国際関係の乱れ。全て乱の一字に尽きる。(大分県/85歳/男性)

W杯・日本チーム決勝リーグ進出に日本国民「狂喜乱舞」する!!小泉首相、北朝鮮による拉致問題を「快刀乱麻」を断つごとく解決?(こうあって欲しいという願いを込めて)(茨木県/29歳/女性)

世界情勢は2001年に続き乱れたまま、日本では政治不正や牛肉偽装問題などで混乱した。そして日韓共催ワールドカップでは日本国民は狂喜乱舞。だから今年の漢字は乱。(青森県/21歳/男性)

株価の暴落、世界的にテロの多発。国内でも経済の動向が不安定であるので、「乱」を選ました。(山梨県/24歳/男性)


9位「迷」を選んだ理由
経済の低迷、混迷を極める国際問題。
アザラシの迷子“タマちゃん”には、総国民が癒された。


●平均株価19年ぶり終値でバブル後最安値更新等、不況から抜け出せない日本経済の低迷振りから。拉致事件の意味も含む。(神奈川県/21歳/男性)

政治政策の“迷い”や今年話題の主役となったアザラシの“タマちゃん”も“迷子”であり、何かと迷い続けた一年であったと思います。(富山県/41歳/女性)

迷路に迷い込んだ日本経済。混迷の北朝鮮、イラク問題。迷惑極まりない銀行経営者の横暴、とまさに迷いに迷った2002でありました。(埼玉県/52歳/男性)

景気の先行きも見えない、今までの価値観にも迷いが出て、地の底でうろうろしている時代。(香川県/45歳/女性)

政治の行方・株価暴落・北朝鮮問題などでいまの日本(個人も)が彷徨っているように思います。その為「迷」にしてみました。(山口県/37歳/男性)



10位「偽」を選んだ理由
牛肉偽装に、偽証罪。大企業、政治家から、国家まで“偽り”が露見した年。


●雪印食品の牛肉偽装からUSJの火薬不正使用、中国製ダイエット薬、無認可農薬、日本ハムの問題まで「看板に偽りあり」な事件が多い年でした。来年こそは正直な年になることを願って。(大阪府/22歳/男性)

●BSEはないと偽装、買い取りの肉を偽装、報告を偽装。肉から始まった偽装は1年でアッと言う間に各方面へ広がって…。世の中、右を向いても偽装、左を向いても偽装。偽装だらけの1年でした。これしかないと思います。(岡山県/38歳/男性)

●鈴木宗男議員の「偽証罪」、牛肉買い取りシステムを悪用した「偽装牛肉」など、一年を通じて使われていた感じがしたからです。(埼玉県/22歳/男性)

●食品の偽装表示が次々と発覚して社会問題化し、食への信頼や安全神話が完全に崩壊した年。それが一番強い今年の印象です。(北海道/41歳/男性)

● 私の今年の一番印象に残った出来事は、ずっと拉致などはないと偽っていた北朝鮮が拉致の事実を認めた事です。その他にも、政治家の不祥事や、牛肉の偽装事件など、大企業や責任のある立場の人の『偽り』の姿が浮き彫りになった年のように思い、この漢字を選びました。(京都府/27歳/女性)


財団法人 日本漢字能力検定協会


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