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企業・教育機関
日本語能力の証明・差別化のツールとして
本校は、「日本語強化+ビジネス専攻」を特色とし、カリキュラムを組んでいます。特に、日本語能力の強化・養成については、様々なビジネス場面を想定し、実践型の授業を行っています。授業の中では、「日本企業の習慣」や「ビジネスマナー」等の基本となることを押さえつつ、ロールプレイング形式で、しっかりと体得できるように指導をしています。
近年、卒業後の進路として、日本で就職することを希望する留学生が増えてきました。企業が留学生に対して求める日本語能力は「ビジネスレベル」であることが大半です。もちろん、様々な能力が求められることは当然ですが、やはり、留学生にとっては「日本語運用能力:日本語を理解するだけではなく実際に使える力」が大きなポイントとなります。加えて、就職活動においては、周囲との差別化を図り、より能力が高いことを印象付けるのも重要なことです。これらのことから、「日本語をしっかりと学習した証明」としても「周囲との差別化を図るツール」としても、BJTの受験を薦めています。
BJTを受験する際、スコアで言えば500点が一つの目標となりますが、BJTを受験する意義は「ビジネス日本語を学習したことがある」ということを明示できるところにあると思います。BJTで高いスコアを収めることに越したことはないのですが、BJTを目標としてビジネス日本語を学習したことがより大切であり、このことは、留学生一人一人の将来において、大きな助けになると確信しております。
わが校を卒業した留学生は日本人とコミュニケーションを交わすサービス業や小売業などで主に活躍しています。中には、卒業後すぐに起業した留学生もいます。今後も実践的な授業を展開しながら、創意工夫を重ねつつ、素晴らしい人材に育てていきたいと考えています。
※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。