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BJTの特徴

各分野の専門家が作成した制度の高いテストです

BJTの開発にはビジネス関係者はもとより、日本語教育学、言語学、心理学、統計学などの専門家がテストの作成や得点の集計法などについて検討を加え、精度の高さを保つよう工夫を重ねています。

BJTが測定する能力の対象

BJTは知識の有無を測るテストではありません。文法、語彙、漢字などの知識があることを前提とした上で、そうした知識を活用しながら、与えられた情報をいかに処理し対応できるかといったコミュニケーション能力を客観的に測定するテストです。そのため、日本語によるビジネス場面すべてが出題範囲となります。
測定される技能

日本語の文法や語彙、ビジネスの知識は前提知識として位置づけられ、情報処理能力やビジネス・スキルが主要な測定対象となっています。

3部構成の問題で総合的な力を測ります

問題は3部構成になっています。

 
問題形式
問題数
テスト時間
聴解テスト 描写問題
10題
50分
表現力問題
10題
聴解問題
15題
複合テスト
(聴解+読解)
描写問題
15題
30分
聴読解問題
15題
読解テスト 文法・語彙問題
10題
40分
表現力問題
10題
短文読解問題
15題
合計
100題
120分

尺度得点で信頼性の高い結果が得られます

テストはマークシートを使った四肢択一となっていますが、BJTの結果は正答1問につき1点といった素点で算出していません。テスト結果に統計処理(IRT項目応答理論)を施し、問題の難易度が反映される換算式を用いて、受験者の得点(スコア)を算出しています。これは「尺度得点」と呼ばれ、国際的に認められた精度の高い得点算出方法です。

複雑な情報処理になるほどスコアレベルは上がります

横軸の課題に対して縦軸の情報処理を行いながら、評価や判断を加え、

コミュニケーションを行っています。

ビジネス場面にはさまざまなコミュニケーションがあります。例えば何かを指示されてそれを実行したり、ある説明を聞いて何かを判断したり、相手の出方を見ながら交渉したりなどです。ビジネス・コミュニケーションは、これら多種多様な情報処理を同時並行的に行うことで達成できます。この情報処理が複雑になるほど、高い日本語能力が求められます。例えば、スケジュール調整の会話を聞いて、会議の時間が何時かを答える問題は、情報を抽出するだけの簡単な情報処理になります。一方「情報の比較」になると、どこの会議室が空いているか、上司のスケジュールはどうなのかなど、いくつかの情報を特定するだけでなく、それを比較・対照しなくてはならないため、より複雑な処理になります。 BJTでは、コミュニケーションを行う上で必要とされる情報処理が多く、難易度が高くなればなるほど、スコアレベルが高くなるよう設計されています。

BJTと日本語能力試験

受験者に日本語能力試験の何級に合格しているか、アンケート調査を行いました。グラフは、日本語能力試験1、2級取得者のBJTでのスコアをまとめたものです。1級取得者であってもBJTのスコアは400~500点台が多く、日本語能力試験の上級取得者が、必ずしもBJTで高得点を取れるとは限らないことがわかります。

日本語能力試験1級・2級受験者とBJT(第15~17回)結果 相関
日本語能力試験1級・2級取得者のBJT(第15~17回)受験結果
 
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